10月に突入して、ようやく暑さが和らいできました。
ファッションをメインテーマに標榜する当Webサイトとしては、秋物衣料の話題に触れるべきタイミングかもしれません。しかし、ネタ不足を含む諸事情につき、今回は雑記のアップデートとすることとしました。
さて、遡ること2日、映画〈Civil War (シビルウォー)〉が国内でも封切りとなりました。ここから少しだけこの映画の話をさせていただきますが、トレイラー映像の内容を超えたネタバレは一切含んでいないつもりです。
ところで、私は普段あまり映画を観ず、映画館にも滅多に足を運びません (洋ドラは観ます)。そうした中、本作は米国本国向けの最初のトレイラーが公開されて以降、日本での上映を大変心待ちにしていました。当初より日本での公開は世界に遅れて10月と報じられていた中、4月に予定されていた米国出張のタイミングで観に行こうと計画。しかしながら、出張がお流れに。そうしたこともあり、個人的には観賞をとても楽しみにしていました。
過去10年ほどにわたって米国が抱えている、政治的・経済的・信条的な分断のエスカレーションの先にあるひとつのシナリオを描いた本作。深刻な分極化の先に待ち受ける結末が強烈なメッセージを残したとともに、エンターテインメントとしても非常に楽しめました。主要人物の心情描写も巧み (前述のとおり、普段あまり映画を見ないので偉そうなことは言えませんが) なものでしたし、有名な “What kind of American are you?” のシーンからラストまでの畳み掛けに、終幕後も1時間ほど胸が騒つきっぱなしでした。
出典: https://happinet-phantom.com/a24/civilwar/ (2024年10月取得)
本劇の評論は他に譲るとして、もしも現実世界の米国がこうした状況に陥ってしまうとすれば、覇権の空白が生じる東アジアも只事ではないよな…… というのが最も心に強くフックされた感想でしょうか。これからネタバレや解説に目を通し、再度映画館に足を運びたいと思います。
今回は骨休めとさせていただき、次回から秋冬のクロージングに関する話題をお届けしたいと思います。
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