2024年のワードローブ振返り

早いもので、2024年もいよいよ終わりを迎えようとしています。

当Webサイトのメイントピックである装いのアイテムについて振り返ると、私の手元には今年も多くの品々が着弾し、そしてそれを凌駕する数の新規オーダーを入れる結果となりました。今年は財布の紐を固く締めるつもりでいましたが、希少なデッドストックのカーフレザーやお手頃なビンテージの服地、素敵な手縫いの鞄など、良くも悪くも私の決意を揺るがす出会いに恵まれた1年でもありました。

ところで、昨年末はベストバイと称して取り止めのない内容をお届けしてしまいました。注文服や注文靴を並べてベストバイ、というのは非常にナンセンスだったなと反省の至りです。そこで、今回は今年の本Webサイトの総括として、今年紹介したアイテムについて振り返りつつ、私のワードローブの動向について触れたいと思います。誰にニーズがあるのかわかりませんが、ご興味があればお付き合いいただけますと嬉しいです。

ドレスウェア編

まずは、本Webサイトの最注力トピック (であるはず) のドレスウェアから。昨年は5着の洋服を紹介しました。

それに対し、今年は既に紹介済みの3着に未紹介の1着と、少しだけスケールダウン。4着の手縫いの洋服を、順に見ていきたいと思います。

エスコリアルウールのセットアップ

1着目は、無染色のエスコリアルウールで織られたサキソニーのセットアップ

エスコリアルウールの原毛の色を活かした生地で仕立てたセットアップ
無染色のエスコリアルウールで織られたサキソニーのセットアップ

厳密には2023年12月末の納品だったのですが、2024年枠で取り上げることにしています。注文当初は、ジャケット・トラウザーズを単品で着ることが主で、たまにセットアップで着用しようと考えていました。しかし、実際にはセットアップでの着用が大半となりました。

無染色のエスコリアルウールのセットアップと、ジャカードによる模様が施されたバーガンディーのタイ
無染色のエスコリアルウールで仕立てたセットアップ

私の手元には、このセットアップとは別にもう一着エスコリアルのサキソニーの洋服があります。紡毛で織られるサキソニーが2着続いたので、次は梳毛のエスコリアルウールを試してみたいと思っています。しかしながら、他のいくつかの生地と同様に、エスコリアルウールも過去数年著しい値上げが続いているようです。バンチブックから生地を選び、エスコリアルウールの生地を独占的に扱う英国のマーチャント〈Standeven (スタンドイーブン)〉にカットのオーダーを入れる場合の価格を聞いたところ、「ちょっとそれは……」と躊躇するものでした。それとは別ルートでやってくる生地もあり、フルコレクションと比べると選択肢はごく限られるものの、多少安くはなるようです。

Dormeuilの15.7コレクションのジャケットとトラウザーズ

それに続くのは、〈Dormeuil (ドーメル)〉〈15.7 (フィフティーンポイントセブン・15 Point 7)〉というコレクションの生地から作ったジャケットとトラウザーズ

Dormeuil 15.7 4 Plyで仕立てたジャケット
Dormeuil 15.7 4 Plyで仕立てたジャケット
Dormeuil 15.7 8 Plyで仕立てたトラウザーズ
Dormeuil 15.7 8 Plyで仕立てたトラウザーズ

この2着は、今年の上半期に注文し、早くも下半期に仕上がったものです。15.7はスーパー160’sと繊度の高い羊毛をフィーチャーしたコレクション。ジャケットは4プライの綾織で、ダブルブレストの紺ブレに。ちょうど納品直後から仕事で人前に出る機会が増え、思いのほか役に立った一着です。

トラウザーズはなんと8プライのトロピカル。上のジャケットと同じ4プライの糸2本をさらに撚り合わせたようなものでしょうか。元来春夏っぽい風合いの生地ですが、目付もしっかりあること、加えて今年は暖かい時期が続いたことから、11月末くらいまで活躍しました。柔らかいのにシワが付きづらく、優秀な生地です。

Dormeuilの15.7コレクションで仕立てたネイビーブレザーとグレーのトラウザーズ
Dormeuilの15.7コレクションで仕立てたネイビーブレザーとグレーのトラウザーズ。うるさいVゾーンに被写体の人格が滲み出ている

グレー・サキソニーのトラウザーズ

過去に紹介していないものでいえば、残りは昨年の夏に注文したグレー・サキソニーのトラウザーズが仕上がったくらいでしょうか。秋冬には何着あっても困らない紡毛・灰色のトラウザーズを、トーン違い・ミリング度合いの違いで拡充しており、そうした趣旨の一着です。

ウエストバンド (ウエスマンとも) に対して身頃のイセが取られているからか、裾を上にして吊るすとウエストからヒップに掛けての立体感 (丸み) が際立つトラウザーズです。手縫いのトラウザーズの真髄は、こうしたところに現れるのでしょうか。

グレー・サキソニーのトラウザーズ。裾を上にして吊るしたところ。
裾を上にして吊るしたところ。イセ込みによって立体感が生まれている

生地は、旧式の織機を今なお使用していることで有名な、尾州の〈葛利毛織 (くずりけおり)〉のもの。私にとって初めての葛利毛織。スーパー110’sのウールを使ったもので、エスコリアルやDormeuilの生地と比べるとびっくりするくらい安く、仕立て代を考えると生地代なんてタダ同然ともいえるくらい。しかしながら、引き合いに出したような高級生地に劣らない質感の高さを感じます。

多くの洋服をドナドナ

新規にクローゼットに追加された重衣料はこれら4着ですが、今年は昔購入した、または誂えたもので登場頻度の下がったジャケットやスーツ、コートなどの重衣料を、大量に里子に出しました。クローゼットがかなりパツパツになっていたことと、断捨離スイッチがオンになったことが主たる要因です。

舶来物 (素材も含め) を中心に洋服の価格は高騰していますが、私の肌感覚だとドレスウェアの2次流通の価格は総じて続落しているような印象です。それは、特にイタリアのファクトリーブランド物において顕著だという観測です。もちろん、個々のアイテムのトレンドとの合致度合いやブランドなどにも依存するのですが。ワークプレースにおける装いのカジュアル化の影響が現れているのでしょうか。

NAKATA HANGERのハンガー「AUT-02」と洋服

2025年の展望

そして、今年注文した数着の洋服が、来年の完成を控えています。

3着目のDormeuil 15.7

ひとつは、上でも紹介したDormeuilの15.7コレクションの中から3着目となるジャケット。すでに手元にある4プライツイル・8プライトロピカルに負けない、むしろそれを上回るポテンシャルのジャケッティングを選びました。詳しくは確認していませんが、生地のメートル単価は過去の2着よりも高そうな印象です。

深喜毛織のGolden Cashのオーバーコート

もうひとつだけハイライト (自慢) しておきたいのが、〈深喜毛織 (ふかきけおり)〉の〈Golden Cash (ゴールデンキャッシュ)〉で仕立てていただいているオーバーコート。上で言及したエスコリアルウールと同様に、昨今では舶来のカシミヤ生地も価格の高騰が顕著となっています。そうした中、値段は比較的手が届きやすく、それでいて海外の織元によるトップグレードのカシミヤ生地と太刀打ちできるのが深喜毛織のGolden Cash。ベビーカシミヤと同等の繊度を持ちながらも、成育した山羊なのでベビーカシミヤよりも繊維長が長いとされているGolden Cashは、原毛のポテンシャルだけを見ると他を寄せ付けない逸品なのだろうと思っています。そんなGolden Cashで製作中のオーバーコートは、私にとっての2025年の目玉となっています。

深喜毛織のGolden Cashについては、このオーバーコートとは別に1着特撰品を仕込もうかと計画中です。実現すれば、ぜひどこかで紹介したいと思います。別件のついでとはいえ、わざわざ東京から聖地 (大阪・泉大津の本社工場内ミルショップ) 訪問までした割には、深喜毛織のファブリックを使った洋服は2着 (今年1着が新規加入。詳細は追ってのご報告) しか手元にありません。上記の2着が加われば、ファンクラブ (非公認) 会員を自称できるくらいにはなるのかもしれません。

国産の優れた生地を求めて

また、上で挙げた葛利毛織や深喜毛織のように、今後もっと開拓したいのが国産の生地。単に安いからというわけではなく、原料のクオリティや紡績・製織に対するこだわりを追求した日本の生地を手にしてみたいという思いから。現に、国産生地の洋服が2着進行中となっています。ただし、水質の兼ね合いでどうしても色味が赤っぽくなりがちだとか、柄物が今ひとつパッとしないとか、舶来の生地の方にアドバンテージがある点も踏まえ、優れた生地を吟味していく必要があります。

その他、サマーキッドモヘアやウーステッドカシミヤの生地で作っていただいている洋服もあります。これらがひととおり届けば、欲しかった洋服は概ね手元に揃う状態になりそうだという気もします。ある意味、アガリが見えてきたのかもしれません。

気になる仕立て屋さん

アガリが…… と言っておきながら早速ちゃぶ台を返すかたちとなりますが、いつもお世話になっている仕立て屋とは別に、私の中で少し気になっている工房があります。

その工房は、東京から見てかなり遠方に居を構えています。不定期で都内でのトランクショーを開催しているようではありますが、私はその近辺を訪れたことがないということもあり、来年のどこかで観光がてら工房を尋ねてみたいなと画策しています。

もっとタイドアップを

ところで、ここ2, 3週間の間で私の中で急速に熱が高まっているのがタイドアップのスタイルです。

Dormeuil 15.7 4 Plyで仕立てたジャケット

特に畏まったオケージョンでなくとも、ジャケットのインナーにはニットウェアではなくドレスシャツにタイを装って出かけたい気持ちに。つい1ヶ月前に公開した下の記事で言及したこととは、真逆の趣向にひた走ろうとしています。

そうしたこともあって、手入れが楽な形態安定のシャツを作っておいてよかった、というのが、今年のドレスウェア観の総まとめとなります。

ドレスシューズ編

続いて、ドレスシューズ編です。昨年はオックスフォードとダービーを1足ずつ取り上げました。

翻って、今年本Webサイトで紹介したのは3足です。

Winson Shoemakerのスパイラルカットデザインの靴

1足目は、〈Winson Shoemaker (ウィンソンシューメーカー)〉によるMade-to-order (MTO) のドレスシューズ

Winson ShoemakerのAuroraラストの靴を横 (小趾側) から
Winson ShoemakerによるMTOのドレスシューズ

昨年に注文時のエピソードを紹介し、今年の初頭に完成しました。アップルピールとも呼ばれる、螺旋状に構築されたアッパーが特徴的。底付けの技法や先芯・月型芯の入れ方についても本格的な一足です。

足掛け2年、4回の記事に分けて鼻息荒めで紹介したこちらの靴。マルーンから紫紺へのグラデーションを纏う、個性が光るアッパーが災いし、コーディネートがベリーハードというピットフォール (落とし穴) が……。そうしたこともあり、登板機会がやや限られがちになってしまっています。

Winson Shoemakerの靴でコーディネート。アッパーの色を洋服で拾ってみた
Winson Shoemakerの靴でコーディネート。アッパーの色を洋服で拾ってみた

なお、履き始めは甲のストラップが最も緩い穴でしか閉まらないという問題もありましたが、こちらは無事3つある穴の真ん中で閉まるようになりました。

ドレスシューズ仕立てのサンダル

2足目は、アッパーの一部をくり抜いたかのような、ドレスシューズ仕立てのサンダルです。グルカサンダルとも少し違うこの一足。パーソナライズされた木型で作られた靴ですが、ビスポークではなくMade-to-measure (MTM) という位置付けとなっています。

Ryo Izumisawa Handmade Shoesによるドレスシューズ仕立てのサンダル
ドレスシューズ仕立てのサンダル

納品が遅れていたシューツリーも、今月になってようやく到着しました。

ちょうど真夏に足を踏み入れんとする7月中旬に届いたこちらの靴。上の記事をしたためていた頃は裸足で履きたい、と書きましたが、実際には色が薄めの柄物の靴下を合わせることが多かったです。もちろん、ショートパンツとの相性も申し分なし。他の靴とのローテーションもあり、それほど頻繁には履けませんでしたが、街中を歩いているとやけに視線を集める靴でした。こちらも15.7 8プライのトラウザーズと同様、暖秋の影響で比較的最近まで活用することができました。

リネンのプルオーバーシャツとドレスシューズ仕立てのサンダル
リネンのプルオーバーシャツとドレスシューズ仕立てのサンダル

Yearn Shoemakerのレイジーマン

3足目は、〈Yearn Shoemaker (ヤーンシューメーカー)〉にオーダーした、スウェードのレイジーマンです。

Yearn Shoemakerによるスウェードのレイジーマン

〈Artisanal Line (アルティザナルライン)〉という、上級グレードの仕立てでMTOしたものです。足馴染みの良さに大変満足していた1足目と同じラストで、同じレイジーマン。10万円前後と非常に安価ながら、パフォーマンスは非常に高いです。

ただし、明るめの茶色ゆえにコーディネートが難しいのでは、と懸念もありました。それについては、思いのほか何とかなっています。しかし、注文時に戻って選択をやり直せるとすれば、無難なダークブラウンを選んでいたことでしょう……。

ベージュのコットンリネンのスーツと明るい茶色のスウェードの靴
ベージュのコットンリネンのスーツと明るい茶色のスウェードの靴

Artisanal Lineを選ぶにせよそうでないにせよ、Yearn Shoemakerはコストパフォーマンスの高いドレスシューズを提供しているメーカーだと感じます。しかしながら、SNSを眺めている限りだと日本での浸透度合いはそれほど高くなさそうな印象。国内の靴クラスタ諸兄の間でも、もう少し話題になってもいいのではという気がします。

他にも届いているドレスシューズ

上の3足に加え、本Webサイトでは紹介していない3足の靴が仲間に加わりました。

ビスポークの2足。これらは、私にとっては上の3足よりも大事な靴ですが、詳しく記事にまとめる予定は現状ありません。

型押しのカーフで作られたフルサドルのローファー
型押しのカーフで作られたフルサドルのローファー
上質なカーフで仕立てられた、フェイシングの意匠が特徴的なダービーシューズ
上質なカーフで仕立てられた、フェイシングの意匠が特徴的なダービーシューズ

そして、最後がこちら。実は、とある尺度においてはこのローファーが私の今年のベストバイだったりします。その詳細については、年明け最初の記事で取り上げたいと思います。

ベルジャンスタイルのスウェードのローファー
ベルジャンスタイルのスウェードのローファー

洋服をドナドナしたのと同様、ドレスシューズも6足増えた分、できるだけ6足に近い数だけ処分し、靴箱がパンクしないよう手を打とうとしています。

2025年の展望

ドレスシューズは、現時点で仮縫い・納品待ちのものはなくなってしまいました。過去数年、常に何かしらの靴が納品待ちリストに入っているのが常態化していましたが、注文靴の欲求が少し落ち着いてきたようです。

強いて言えば、黒のアニリンカーフもしくはコードヴァンで作るベルト付きのスリッポン。同じ黒のツヤ革繋がりで、チェルシーブーツもしくはジョージブーツ。ラギッド過ぎない、上品なカントリーブーツ。ウィッシュリストには、まだまだ多くの構想があるのですが……。

その他

最後に、ドレスウェア・ドレスシューズ以外の装いのアイテムをひっくるめて、いくつか振り返りたいと思います。

Joshua Ellisの防寒アイテム

今年の初頭に紹介したのが、〈Joshua Ellis (ジョシュアエリス)〉による防寒アイテム

そのうち、カシミヤの靴下は足元が冷える冬場のリモートワークに欠かせないアイテムとなっています。1足3,000円程度と、本当に破格の品です。上の記事を公開した後、追加で数足購入し、1週間着回せるほどにストックを充実させることとなりました。ただし、ひとつ難点なのはフローリングの上でとても滑りやすいこと。

Joshua Ellisによるカシミヤ・ローゲージニットの靴下
Joshua Ellisによるカシミヤ・ローゲージニットの靴下

泥染めしたUnited Athleの5777-01 Tシャツ

〈United Athle (ユナイテッドアスレ)〉による4プライの超長綿を使ったTシャツを泥染めしてみたりもしました。

泥染めしたUnited Athleの5777-01 Tシャツ
泥染めしたUnited Athleの5777-01 Tシャツ

ベースとなった〈5777-01〉というモデルは、取り扱いのあったオンラインストアから軒並み姿を消してしまいました。来年は在庫が復活するのでしょうか。これと同じボディで長袖のものがあれば、大変重宝するのですが。

来年2025年も、ぜひ奄美大島には足を運びたいなと思っています。過去数回の訪問で主要な観光スポットは大体制覇してしまいましたが、次回は宿重視で。2025年は、東シナ海の地政学的動向のターニングポイントを迎えることになるかもしれません。もちろん、何よりも望むべくは平和と安定ではあるのですが、万が一にもそのバランスが失われてしまう前に、奄美大島に限らず南西諸島全般に訪れ、各地の風景や出来事を心に留めておきたいものです……。

象革のミニ財布

小物については、象革を使ったミニ財布を作っていただきました。

象革のミニ財布を手に持って
象革のミニ財布を手に持って

納品当初は非常にマットな革でしたが、1年弱使い込んで少し光沢が出てきました。

1年弱使い込んだ象革のミニ財布
1年弱使い込んだ象革のミニ財布。写真だとわかりにくいが、少し光沢が出てきている

一昨年、型紙から新規に起こすかたちで、クロコダイル革でミニ財布を作っていただきました。そして、こちらの象革の財布は、そのクロコダイル革の財布と同じ型紙で複製いただいたものです。クロコダイル革のものも含めて大変気に入っているのですが、さらに薄くて小さい財布が作れないものかと思案していたりもします。フラップ構造ではなく、マチも薄くして、カード類と紙幣、数枚の硬貨が入るだけのような。

革製の巾着袋

過去に記事化していない中で特筆すべき品物としては、革製の巾着鞄があります。

革製の巾着鞄
革製の巾着鞄

ここ最近、この手の鞄が流行っているようなので、私もひとつ作っていただきました。小型のレンズ交換式カメラがちょうど収まるくらいの寸法で、便利に活用しています。材料に選んだのは、フランスのタンナリー〈Tanneries Haas (タナリーアース)〉による〈Novonappa (ノヴォナッパ)〉というコンビなめしの革です。

「必要ないなら、鞄は持たないに越したことはない」のが信条の私にとって、鞄はあまり投資ができていない領域となっていました。2025年は、雰囲気のある・存在感のある鞄を取り揃えていきたいなと考えています。

アクティブウォーキングのための靴

ファッションというよりも実用重視の道具になりますが、ウォーキングシューズを新調しました。〈ASICS (アシックス)〉の〈GEL-RIDEWALK GORE-TEX (ゲルライドウォークゴアテックス)〉という製品です。

"GEL-RIDEWALK GORE-TEX" by ASICS
“GEL-RIDEWALK GORE-TEX” by ASICS
GEL-RIDEWALK 2024.06.12ASICS WALKING(アシックス ウォーキング)
アシックスウォーキング公式サイト・通販サイト|GEL-RIDEWALK

15 km・20 km程度の距離を少し高めの強度で歩くアクティブウォーキング用に準備したもの。これまではランニングシューズで騙し騙し歩いていましたが、終盤の脚の疲れが気になり、ウォーキング専用の靴を試してみたという次第です。

インソールは、フランスのメーカー〈SIDAS (シダス)〉の〈3Feet Activ Mid (スリーフィートアクティブミッド)〉に換装しました。東京・外苑前のSIDASの直営店に赴き、カウンセリングのうえこちらを選んでいただいています。

SIDASの3Feet Activ Midを装着したGEL-RIDEWALK GORE-TEX
SIDASの3Feet Activ Midを装着したGEL-RIDEWALK GORE-TEX

最後に

今回は、当Webサイトで今年紹介した装いのアイテムの総まとめをさせていただきました。

メタな話で恐縮ですが、2週続けて9,000字オーバーのエントリーと少し張り切り過ぎてしまいました。次回以降は従来のペースで続けていきたいと思います。

今年も、本稿を含めて52本の記事を公開させていただきました。読者の皆さまにとって少しでも有益なコンテンツをお届けできているのであれば、嬉しく思います。来年も、週に1度の情報発信を目標に精進していきます。

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